新人看護師が注意すること

看護師という職業は、勉強も実習も大変です。試験に受かった時は、「やっと憧れの看護師になれた」とか「これから困っている人の役に立てる」などと、理想が高くなっています。人の役に立つ立派な職業である一方、そこはほとんどを女性が占める一種特有の世界です。一般企業と違い、上司にあたる人に女性が多いのも特徴といえます。
女性が多い社会には、特有の悩みも出てきます。どちらかといえば精神的にこたえるものもあり、人間関係が退職理由でも高い確率を占めるのは事実です。せっかくなれた看護師、新人ならではの処世術とはなんでしょうか。新人はあまり出しゃばらず、それでもって挨拶や返事はしっかりとハキハキ答え、ニコニコと応対することです。気を付けたいのが、あまりにも高価なブランドもののバッグや華美な服装といえます。女性は、ほかの女性の持ち物や着るものにはとても目ざといものです。あまり派手にしていると、新人なのに生意気だなどと目を付けられてしまいます。仕事とプライベートは分けて、ファッションは休日に思いっきり楽しむというメリハリをつけるのがおすすめです。
ファッションと同じように女性が敏感なものに、人の悪口や噂話があります。先輩や同僚と何気なく話したことが噂となって駆け巡るのに、それほどの時間はかかりません。そうなると、裏表のある信頼できない人だというレッテルを貼られることにもなりかねないのです。また、人の噂をうのみにして、よく知らない人を勝手に印象付けることもよくないでしょう。実際に話してみた印象を大事にして、話半分に聞き流す賢さを身につけたいものです。